<顕微鏡的多発血管炎の症状>
顕微鏡的多発血管炎は、血管炎症候群のうちの、結節性多発動脈炎に良く似たものとして認められています。
顕微鏡的多発血管炎の症状は、腎臓や肺、消化管に多く出ます。
【腎臓の症状】
顕微鏡的多発血管炎の症状が、腎臓に起こった場合、腎炎という形で現れます。
具体的には、急速進行性糸球体腎炎という重症の腎炎です。
そのため、タンパク尿や血尿が出ます。
そして、腎機能に関する検査で、いろいろな異常が見られます。
また、急速に腎機能が悪化するために、そのまま何もせず放置した場合、末期の腎不全にまで進行します。
【肺の症状】
肺に、顕微鏡的多発血管炎の症状が出ることも多く、肺出血や炎症が見られることがあります。
【皮膚の症状】
顕微鏡的多発血管炎の場合、皮膚に潰瘍ができることは、それほど多くはありません。
痛みのある、紫色の斑点が出ます。
この斑点は、皮下組織の部分に、出血などによってできるものです。