<ウェゲナー肉芽腫症の症状>
ウェゲナー肉芽腫症は、血管炎の一種です。
血管炎というのは、血管壁の炎症です。
このウェゲナー肉芽腫症というものは、血管炎のひとつである、結節性多発動脈炎という症状に似た症状として、分類されている症状です。
ウェゲナー肉芽腫症では、次の症状が、見られます。
(1)鼻から、のどの奥にかけて(上気道の部分)の症状
(2)肺における症状
(3)腎臓における症状
早期の段階では、鼻からのどの奥にかけて(上気道の部分)、炎症のような症状が起こります。
そして、鼻や口の中(口蓋部分/口の中の上側)に潰瘍が見られるようになります。
あるいは、化膿性の中耳炎などが起こります。
さらに、この症状に特徴的な、鼻の付け根部分が低い状態の、鞍鼻(あんび)と呼ばれる症状が起こります。
肺における症状は、割と多くの人に見られ、咳(せき)、血痰(けったん/血が混じった痰)、呼吸困難になることもあります。
腎臓における症状としては、発症してから約2年の内に割りと多く見られるようになり、腎不全の症状や血尿、タンパクが混じった尿などが出ます。
その他には、多発性神経炎の症状や、足に紫の斑点が現れることがあります。
多発性神経炎の症状としては、様々な症状が見られますが、感覚に関係するもので、チクチクする感覚や、感覚が感じられなくなること、などがあります。
腎不全に見られる症状としては、排尿回数が多くなる、疲労感・脱力感がある、特定の部分の感覚がなくなる、というようなことがあります。