
進行性全身性硬化症 (原因 症状 治療方法)
治療にあたって進行性全身性硬化症についてお話します
<進行性全身性硬化症の特徴 症状 原因>
<進行性全身性硬化症について>
進行性全身性硬化症とは、全身性強皮症のことです。
以前は、進行性全身性硬化症という症状名でしたが、この症状は、一部は進行性であっても、全部がそうではないということから、近年では、全身性強皮症という症状名が使われるようになってきています。
全身性強皮症(進行性全身性硬化症)は、皮膚や内臓に症状が現れます。
また、他の膠原病であるシェーグレン症候群や、全身性エリテマトーデスなどを合併することが多い症状です。
40歳から50歳代の方に多く発症します。
<原因>
遺伝的な原因や、自己免疫現象のほか、いくつかの要素が関わり合い、全身性強皮症(進行性全身性硬化症)の症状が発生していると考えられています。
<症状>
初期の段階では、レイノー現象という現象が起こります。
そして、朝起きたときに指の関節などがこわばることや、手の指が硬くなったり、関節の痛み、むくみなどが起こります。
詳しく見ていくと、次のような症状があります。
【血管の障害】
○レイノー現象
レイノー現象とは、手や指に発作的に起こる、血液循環の障害です。
○皮膚の潰瘍やえそ
えそというのは、壊死(組織の一部が死滅する状態)がさらに悪化した状態のことです。
【粘膜や皮膚の症状】
このうちの主な症状は、次のとおりです。
○皮膚の硬化は、初めのうちは、むくみのため、硬くなったことがはっきりしない場合もあります。
そのうちに、手足の末端の方から中心に向かって、硬くなり、光沢が出てくるようになります。
○皮膚の色素の沈着している部分と、色素が失われる部分が入り混じった状態になります。
○毛細血管の拡張
【心臓や肺の症状】
○肺線維症
息切れや呼吸困難になったり、痰のない、かわいた咳が出ます。
○心筋の症状
心筋の障害により、不整脈や心筋炎、胸膜炎などを引き起こします。
【消化管の症状】
○食道の症状
胃や十二指腸の障害、腸での吸収が不完全になります。
【腎臓の症状】
○強皮症腎
腎不全の急速な進行を引き起こします。
蛋白尿が出ます。
【関節や骨の症状】
手や指を曲げようとしても、うまく曲がらない状態や、関節炎などを引き起こします。








