膠原病になりやすい食生活ということですが、以前、わたくしが、実際に患者さんから聞き取り調査をしていたときに、次のような例が2件ありました。
まず、Aさんとお話ししたとき「ヨーグルトを健康のために食べています」といわれたのです。
Bさんとお話ししたときには「カルシウムのことを考えて、牛乳を飲んでいます」と言われました。
わたくしは、まずヨーグルト、牛乳、チーズなどの乳製品を取ることを控えてくださいということを、よく申し上げます。
そのようにお伝えすると「どうしてですか?」と聞かれます。
乳製品を控えた方がいいという理由は、乳製品が消化吸収を妨げているからなのです。
たとえば、わたくしは、お酒が飲めないのですが、どうしてもお酒を飲まなければいけないときに、あらかじめ、牛乳を飲んでおきます。
そうすると、酔いが全く回らないからです。
これは、どういうことかというと、結局牛乳などの乳製品をとった後に、胃腸の消化吸収がものすごく阻害されるということなのです。
実は、多くの病気というのは、現代型の栄養失調であって、実際に栄養がとれていないから病気になっているということなのです。
たとえば、建物でいうと、柱があって、その柱や建材、クギやボルト、ナットなどが不足している場合、家は建たないのです。
そういった材料が決定的に不足していること、これが病気の非常に大きな原因となっております。
そのため、こういった牛乳やヨーグルトなどで消化吸収を妨げる、特に朝、消化吸収を妨げるというのは最悪なのです。
こういうことは、絶対やめてください、と申し上げるのですが、そういう方は「健康のためにやっています」といわれるのです。
そのこと自体は、わたくしが病気になるわけではないので、別に構いません。
ただ、そういう考え方があり、データとして出ているということは、事実です。
しかも膠原病というのはアレルギー体質に非常に関係があります。
そして、牛乳の中に入っているカゼインという成分は、アレルギーを引き起こす非常に強い成分です。
その方たちは、おそらく、そういったことまで考えて、牛乳やヨーグルトを摂取されていないと思うのです。
そういったことで、意外なものが自分の体、あるいは病気に悪影響があるということです。
このことに気がつかれたら、ぜひご自分で、わたくしが教えている食事法などを実行していただきたいと思います。
わたくしが教えている食事法を実行されるうちに、感覚は鋭くなってきますので、「この食べ物は自分にあっている」、「この食べ物はどうも自分の体にあっていない」ということが次第に分かるようになってきます。
膠原病の痛みを誘発する食べ物について、お話ししたいと思います。
これは、膠原病というのは、ある意味、アレルギーの一種で、アトピーなどの病気と非常に近いものなのです。
発症理由が、そのように、アトピーなどのアレルギー性の病気に近いものですので、できるだけ自分で配慮していただいて、もし不調が起きたときには、何か食べ物が悪いのではないかということを感じて欲しいと思います。
たとえで申し上げますと、チョコレートなどの甘いもの、これは白砂糖が原因なのですが、スイカの食べ過ぎ、あるいはナス科の食べ物であるピーマンやナス、あるいはトマト、ミニトマトなど、これらによって症状が出ている方が非常に多くいらっしゃいます。
つまり、食生活と膠原病は、非常に強い相関関係があるということを、気に留めて生活していって欲しいと思います。