膠原病が、女性に出やすい理由は、女性の方が関節が華奢(きゃしゃ)だからです。
あるいは、粘膜においても、女性の方がデリケートです。
このため、膠原病は女性に発症しやすいと言えるでしょう。
食生活による症状の違いですが、これは2つ考えられます。
まず第一点は、たとえば、短期的にアレルギーのような反応が出る食べ物を食べていると、膠原病の症状がすぐに、1日、2日でも出ます。
早ければ数時間以内にでます。
それから、もうひとつは、胃腸の働きが低下してしまっている場合には、この改善というのは、やはり胃腸の働きが良くなるまで、現在の症状が続いてしまうという結果になります。
体質による症状の違いということですが、少し次元を変えて考える必要があります。
現在、あなたに出ている膠原病の症状、たとえば関節に表れている、あるいは、粘膜に表れる、そういったところは、もともとあなたが遺伝的に弱いところであったり、体質的に弱いところであったという確率が極めて高いといえます。
職業によって膠原病になるかどうかということですが、単純に申し上げれば、デスクワークの方、体を動かさない方は、膠原病になりやすいということはいえます。
ただ、私が今までデータを取っている中では、肝臓・腎臓の働きが悪い方も非常に病状が悪化しやすいということが分かっています。
たとえば、具体的には、シロアリ駆除などの殺虫剤や薬品関係を取り扱っていらっしゃった方、鋳物などの製鉄関係の関係者の方、あとは肝硬変や肝臓の障害、つまりC型肝炎などもそうですが、解毒作用がうまく行われていなかった方にも、膠原病が起きる確率は高くなるといえます。
膠原病になる男女比ですが、だいたい関節リウマチでは、1対4、あるいは1対5で、女性の方が多いという記述が、文献にみられます。
しかし、実際にはもう少し幅があって、わたくしは、1対6または、1対7の割合で、女性が多いと考えております。
では、なぜ女性の方が、膠原病になりやすいのかということです。
まず、気持ちのコントロールが、女性の方がやはり敏感ですので、コントロールが、しづらいのではないかと考えられます。
それから、生理的なことがありまして、体調のバイオリズムがあるということや、メンタル(精神)的な面で、女性の方は敏感であるために、胃腸の消化吸収に影響が出やすい可能性があるということが、男女比に関係するのではないかと考えております。